◎工事施工部門
トンネル非常用設備
出典:岩崎電気㈱ホームページより転用
トンネル非常用設備は、「道路トンネル非常用施設設置基準・同解説」((公社)日本道路協会)により、トンネル延長と日交通量に応じて、トンネル坑内外に様々な非常用設備が設置されます。
トンネル非常用設備の設置目的は、同設置基準により、「火災その他の事故が発生した場合の被害を最小限度にとどめるため」であるとしています。つまり、トンネル非常用設備は火災その他の事故を未然に防止するためではなく、火災その他の事故が発生した場合の二次災害を最小限にとどめるために設置されます。
当社は、トンネル非常用設備が設置される目的及び重要性を十分に理解したうえで、専門的な高い技術力と長年培ってきた実績に裏付けられたスキル・ノウハウを駆使して、システム提案~工事施工・管理までを一貫して対応することができます。
道路情報表示設備
道路情報表示板は、刻々と変化する道路状況等を踏まえ、安全かつ円滑な交通を確保し、道路の効率的利用を図ることを目的として設置されます。
道路情報板の設置場所は、「道路構造令の解説と運用」((公社)日本道路協会)により、「情報板を設置する場所としては事前通行規制区間の前後、その他異常気象における交通区間の前後、都市の入出路、都市の主要地点、主要な幹線道路の交差点などが考えられる」としています。
また、一般的な表示内容としては、道路路面の状態や道路の規制情報、気象情報、標語等であり、道路利用者に迅速かつ的確に提供することができます。
当社は、道路情報表示設備が設置される目的及び重要性を十分に理解したうえで、専門的な高い技術力と長年培ってきた実績に裏付けられたスキル・ノウハウを駆使して、システム提案~工事施工・管理までを一貫して対応することができます。
路面冠水警報表示設備
路面冠水警報表示設備は、近年、全国的に多発している局地的なゲリラ豪雨等により、路面が低くなっている箇所に短時間で雨水が集中することで道路が冠水する恐れがあるようなアンダーパスの道路に設置されます。
アンダーパス内の最下部等に設置する水位検知器で水位検出を行い、予め設定する水位の閾値を超えた場合に、アンダーパス手前に設置する冠水警報表示板に「冠水通行注意」または「冠水通行止」等の警報表示を行うことで、通行する車両に注意喚起し、路面冠水部への車両の進入を抑止します。
なお、冠水警報表示板は、トンネル非常警報表示板や道路情報板などのような標準的な機材の仕様書がないため、道路形状や通行状況、監視体制等により整備させるシステム構成や表示方法などは設置場毎に様々です。
当社は、路面冠水警報表示設備が設置される目的及び重要性を十分に理解したうえで、専門的な高い技術力と長年培ってきた実績に裏付けられたスキル・ノウハウを駆使して、システム提案~工事施工・管理までを一貫して対応することができます。
道路気象観測設備
道路気象観測システムは、観測する場所付近の路面状況や気象状況(気温、風向風速、雨量、積雪深、視程、感雨など)を各種センサーで観測及び状態判定を行い、測定データを道路を管理する事務所等に送信し、異常気象による通行規制や除雪作業の開始判断等に活用するために整備されます。
また、観測したデータをもとに、道路情報表示板や気象表示板などを用いて「路面凍結、スリップ注意、横風注意」等を表示することで、付近を通行する車両へ注意喚起するなどの、交通安全対策としても利用されます。
当社は、道路気象観測システムが設置される目的及び重要性を十分に理解したうえで、専門的な高い技術力と長年培ってきた実績に裏付けられたスキル・ノウハウを駆使して、システム提案~工事施工・管理までを一貫して対応することができます。
監視カメラ(CCTV)設備
道路管理用としてのCCTV設備の設置目的は、道路の状況やトンネル内の防災状況を把握するために設置されます。
道路状況監視用は、車両の走行状況や故障車・事故車の有無、路面の状況などを視覚的に確認して、事故の未然防止、二次事故の発生防止などの処置(対策)に活用されます。
トンネル防災監視用は、トンネル内の火災や事故発生時にトンネル非常警報設備(非常電話、押ボタン、火災検知器)と自動連動で事故発生地点の状況を視覚的に確認して、二次事故の発生防止などの処置(対策)に活用されます。なお、通常は、トンネル内の道路状況監視用としても活用されます。
当社は、CCTV設備が設置される目的及び重要性を十分に理解したうえで、専門的な高い技術力と長年培ってきた実績に裏付けられたスキル・ノウハウを駆使して、システム提案~工事施工・管理までを一貫して対応することができます。
トンネル照明設備
道路のトンネル照明設備は、「道路照明施設設置基準・同解説」((公社)日本道路協会)により、基本照明と入口照明とで構成され、基本照明は「トンネルを走行する運転者が前方の障害物を安全な距離から視認するために必要な明るさを確保するための照明」、入口照明は「昼間、運転者がトンネルに接近する際に生じる急激な輝度の変化と、進入直後から起きる眼の順応の遅れを緩和するための照明」として設置されます。
基本照明の明るさは日交通量と設計速度で、入口照明は日交通量と設計速度、トンネル坑口周辺の野外輝度によって所定の明るさ(輝度)が決められています。
当社は、トンネル照明設備が設置される目的及び重要性を十分に理解したうえで、専門的な高い技術力と長年培ってきた実績に裏付けられたスキル・ノウハウを駆使して、システム提案~工事施工・管理までを一貫して対応することができます。
◎保守点検部門
トンネル非常用設備
トンネル非常用設備の運用については、「道路トンネル非常用施設設置基準・同解説」((公社)日本道路協会)により、「非常用施設に関する各種設備・装置の多くは、平常時に稼働することがほとんどないため、日常の維持管理を適切に行い、各施設が健全な状態であることを保持することが重要である」としています。
トンネル非常用施設の維持管理における点検項目や留意点については、「道路トンネル維持管理便覧【付属施設編】」((公社)日本道路協会)を参考にできるとしています。また、国土交通省においては同設備の点検について、「トンネル換気設備・非常用施設点検・整備標準要領(案)」及び「電気通信施設点検基準(案)」(個別/総合/巡回)が示されており、機器毎に具体的な点検回数/点検項目/点検内容が示されています。
当社は、これらの点検要領及び点検基準と発注仕様との整合を図りつつ保守点検を行っています。また、長年培ってきた経験と実績に裏付けられたスキル・ノウハウを駆使して、機器類の構造的な劣化や電気的・機能的な劣化について的確に診断・提案することができます。
道路情報表示設備
道路情報表示板の保守点検については、国土交通省において、「電気通信施設点検基準(案)」(個別/総合/巡回)が示されており、機器毎に具体的な点検回数/点検項目/点検内容が定められています。
当社は、発注仕様と国土交通省が示す点検基準との整合を図りつつ保守点検を行っています。また、長年培ってきた経験と実績に裏付けられたスキル・ノウハウを駆使して、機器類の構造的な劣化や電気的・機能的な劣化について的確に診断・提案することができます。
気象観測設備
道路気象観測システムの保守点検については、国土交通省において、「電気通信施設点検基準(案)」(個別/総合/巡回)が示されており、機器毎に具体的な点検回数/点検項目/点検内容が定められています。
当社は、発注仕様と国土交通省が示す点検基準との整合を図りつつ保守点検を行っています。また、長年培ってきた経験と実績に裏付けられたスキル・ノウハウを駆使して、機器類の構造的な劣化や電気的・機能的な劣化について的確に診断・提案することができます。